こんな具合に接続します |
ボディ側の中間リングにはリバースリングを取り付け、そこにレンズを逆向きに取り付けます。
さらに逆になったレンズの先にもう一方の中間リングを取り付ければ完成です。
電気信号はコードで繋がれた中間リングを介してレンズの後ろから入って(逆付け状態なので先端になります)、
絞りがコントロール出来るようになります。
実際に繋げるとこうなります |
ただし暗い、ピントリングがレンズ先端にあるので簡単に動いてしまう、ズームリングが回しにくい、
といった難点があります。このレンズの場合、AFスイッチは必ずOFFにしておかないとレンズが廻ってしまうので注意が必要です。
さて、天気の良い日曜日。実際にフィールドで使えるか試してみました。
レンズリバース18-55mm 37mm |
レンズリバース18-55mm 27mm |
レンズリバース18-55mm 18mm |
広角になるにつれて拡大倍率が上がりますが、ピント合わせが困難になります。
ファインダーが暗いこともあってどうもピントが甘くなってしまいます。
ウルトロン40mmに付け替えて撮ってみると、
レンズリバース Ultron40mm |
こちらの方が倍率は低いですが、写りは良いようです。
ちなみに前玉はずし改造ズームマクロでは、
前玉はずし改造ズーム 70mm |
使い勝手はこちらの方が格段に良いです。
レンズリバース撮影では50mmより広角レンズならば等倍以上の撮影が出来、広角になるほど倍率がアップします。ただし露出倍数がどんどん係ってきますから、明るいレンズが必要になります。
残念ながら明るい広角レンズの持ち合わせがないので、検証出来ませんが、28mmF1.8位のレンズがあれば、卵撮影の最強の武器になりそうです。
能書きはさておき、本日のほかの越冬卵写真です。
オオミドリシジミ Ultron40mmリバース |
ウラキンシジミ Ultron40mmリバース×1.4テレプラス |
ウラキンシジミは木の裂け目や引っ込んだ場所に産み付けますが、写しやすい場所に産み付けられたのを発見。
ミズイロオナガシジミ 前玉外し改造ズームマクロ×1.4テレプラス |
ミドリシジミ 前玉外し改造ズームマクロ70mm |
こちらの写真は適当にトリミングしてから縮小をかけています。
リバースマクロ、前玉外しズーム改造マクロといろいろ試してみましたが、
高倍率がほしい場合には、リバースマクロ、機動力では前玉はずしでしょうか。
前玉外しは手持ち撮影ができますが、リバースマクロはじっくり構えて撮る必要があります。
いずれにしてもワーキングディスタンスは短くライティングには苦労します。
もっと有効なリングライトが欲しくなります。
こんにちは。
返信削除ミドリシジミの卵ありましたね。
私ももう少し探してみたところ、樹幹の背の高さ位のところで卵塊になっているものを見つけました。
アルプス公園は奥深いです。
黒ラブの父
黒ラブの父さん、コメントありがとうございます。
返信削除まさにアルプス公園は木の葉っぱを食樹としている昆虫にとっては楽園のようですね。
自然の草原がもっとあれば、かつての里山のようにもっと沢山のチョウ達が生きていくようになりそうです。
春が待ち遠しい今日この頃です。