適当にトリミングしてから縮小しています。クリックすると大きくなります。(たぶん)最近の写真はW=1500pxです。拡大表示するとぼやけます。

  

2015/12/31

復活 前玉外しマクロ (12/31)

レンズ内に虫が入り込んで使用不能状態にあった前玉外しマクロレンズ「EF35-70F3.5-4.5zoom 改」を分解清掃して保護用フィルターを挿入、LED照明の安定性を強化してついに復活した。
帰ってきた改造ズームマクロ
早速フィールドでの撮影テストである。
ウラゴマダラシジミ 70mm端f16 ノートリミング
中央をトリミング
ちなみに90+40Rスタックレンズの画像 f16ノートリミング 
トリミングしても十分な解像度で越冬卵撮影にも使えそう。
いろいろ撮ってみた。
ミヤマカラスシジミ 

ダイセンシジミ エクステンションチューブ使用
タンポポの実
フユシャク(未同定)のメス
バラのトゲ
ところでEOS7Dなどの光学ファインダー機種はマクロ倍率が高いほどファインダーは暗くなってピントが合わせにくくなる。オリンパスE-PL6にEVFを使った場合適正露出で表示されてかなり高印象だったので、思い切ってEOS-M3+EVFを使ってみた。
これはマクロ撮影にとっては大正解。おまけにMFキーピング機能でピントの合っている場所がわかるので、ピント合わせは7Dとは比べ物にならないくらいやりやすい。
M3+前玉外し
画質は7Dと同じ。若干柔らかめな感じかな。
ハヤシミドリシジミ
ミズイロオナガシジミ 今年は少ない。
カシワに産み付けられたダイセンシジミ

2015/12/20

Abnormally warm winter 暖冬(12/20)

忙しくてほぼ1ヶ月ぶりの更新です。
久々の里山歩きになりました。
今年は暖冬の模様で、西の山も雪が少ないようです。
普段の年ならもっと白い常念岳。麓には全く雪の気配なし。
それでも朝方は霜が降り... 
やがて暖かい日差しで溶けてしまいます。
アルプス公園では狂い咲きのオンパレード。
紅梅が咲き始めてます、それも一輪ではなく...
木全体が咲こうとしてます。
ヤマブキまで咲いてました。
セイヨウタンポポやオオイヌノフグリは季節に関係なく、ちょっとでも日差しがあれば咲きますが、これほど梅が咲いたりするのは今まで見たことがありません。
 これも暖冬のせいでしょうかね。
一方越冬卵を調べようと少しだけ藪っぽい雑木林の中へ入ってみましたが、なんか少なめの予感。
とりあえず見つけたのはハヤシミドリ1個、
そしてウラゴマダラ3個
いつもだったらもう少し簡単に見つけることができるのですが、今日はこれだけ。

そんなことをしている時に、N氏に行き合い、ミスジチョウの越冬幼虫を教えていただいた。カエデの枯葉を糸で枝に固定して落ちないようにして、その中に潜んでいることは知っていたが、今まで見つけることができなかった。
ミスジチョウの越冬幼虫。これは解り辛い
ここまで同化しているとは
この葉っぱの残り方を理解してしまえば、探すのは簡単に思えて、他のカエデも探してみると、ほどなく別の個体も発見。
葉っぱの残り方で十中八九幼虫がいるかいないか判断できそう。
また、冬の楽しみが増えた。









2015/11/22

Insects Today (11/22)

暖かく穏やかな日差しの日曜日でした。
キタキチョウ 成虫で越冬なので暖かいと姿を現したりします。
スジボソヤマキチョウ 落ち葉の下に潜って越冬します。早くも翅が汚れてきてます。
ウラゴマダラチョウの越冬卵 今期初発見。 例年より汚れが目立って、色も褪せ気味です。
ヒメアカタテハ
ウラナミシジミ
モンキチョウ まだ数も多く暖かいと飛び回っています。
モンキチョウ いまだに産卵をしています。写真は休憩中。
ヒメアカタテハ、ウラナミシジミはどの形態(卵 、幼虫、蛹、成虫)でもここの冬を越すことはできません。今日見た成虫は今シーズン最後の成虫になりそうです。いったいいつまで生きていられるでしょう。

チョウ以外
相変わらずこいつが歩いてます。
ハムシもいました。 
カメムシは色んなのがいましたが、またまた変わった恰好のやつで、ツノアカツノカメムシらしい。
どういうシチュエーションでこうなったかわかりませんが、アブラムシの綱渡り 
とりあえずぐるっと廻るだけでも色々な発見があって、飽きることがないですね。
もうちょっと葉っぱが落ちたら、雑木林の中へ行ってみよう。

2015/11/15

11月15日記録(11/15)

雨の止んだ里山公園を少しだけ歩いてみた。
日差しがあると暖かいが、陰った瞬間肌寒い。
もう冬も近い。
どんどん落ちていくが、雑木はしぶとく残っている。
エノキの黄葉が美しい。
こんなのが出てきていた。チャバネフユエダシャクの♀
クロスジフユエダシャクの♂ 
♀を探して飛び続けているが、たまにこうして休んでいる。
それでもアンテナはピンと立っているので♀のフェロモンを探索しているのかも。
青い斑点が綺麗に輝くカクモンヒトリ(蛾)の幼虫。 このままの姿で越冬するようだ。
ホオジロアシナガゾウムシ 前回のゾウムシはオジロアシナガゾウムシ。姿は違えど名前はややこしい。
相変わらずキイロテントウはよく見かける。
たまにこんなてんとう虫もいた。
調べてないがこんな蛾もいた。
さすがにチョウの成虫の姿はモンキチョウしか見なかったが、いろんな虫は年中無休で活動中。




2015/11/03

秋の生き物いろいろ (11/3)

チョウの姿も少なくなって、いろんなことに目がいきます。
今日見たのはモンキチョウ、キタキチョウ、イチモンジセセリ
ゴマダラチョウの越冬幼虫 オオムラサキより背中のトゲトゲが少ない。
エノキの木の下で見つけたのはカメムシの卵かな?
オジロアシナガゾウムシ 成虫で越冬するんだそうで。
ネコハエトリというクモ 今日見たクモの中では一番かわいいく見える。
ヒラタアブをBCL-1580+エクステンション10mmで撮ってみた。
このレンズは逆光にめっぽう弱くてフレアが盛大に出ます。
フレアが気になるようなら角度を変えて写すしかない。
それにしても良く写るレンズです。
カメムシは大嫌いで滅多に撮らないんですが、これは思わず撮ってしまった。
アカスジキンカメムシの幼虫。
サエキモンキツノカメムシ 背中にハートのマーク付き
さて紅葉真っ盛りの里山。その元の葉っぱを拡大撮影。
コナラ:ゼフの給餌植物
クヌギ:ゼフの給餌植物
サクラ:メスアカミドリシジミの給餌植物
エノキ:オオムラサキなどの給餌植物
あっ、紅葉の葉っぱじゃ越冬卵探しの何の役にも立たないか。