あっという間にもう7月になってしまいました。
この時期は里山を歩いていると、いろんな虫が目に留まりついつい撮ってしまいます。
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Sasakia charonda |
↑ エノキの木の周りを巡回飛行。メスの出るのを待ってますかね。
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S. charonda |
↑ 樹液にもやってきました。
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Ussuriana stygiana ♂ |
冬場に越冬卵の撮影ついでに食樹周りの環境整備をしたのが功を奏したのか今年はよく姿をみます。
しかし、山道脇の食樹が伐採されてしまったのが残念です。
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Gonepteryx aspasia |
ついこの間まで越冬した成虫が飛んでいたのに、今は今年羽化した成虫の追尾飛翔があちらこちらで見ることができます。
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Bibasis aquilina |
リュクサックに来て汗をチューチュー、逃げません。
羽化したばかりはこういうことが結構あります。
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Strymonidia w-album |
大きさといい、場所といい、ちょっと見はゼフ。
でもよく見れば、
Strymonidia meraみたい。
さらによく見れば、
S. w-albumでした。
体を傾けて日光浴するあたりは
S. meraそっくりです。
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Chrysozephyrus smaragdinus |
普段はなかなか翅を開いてくれないのに、開くときはあっけなく開きます。
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Pieris melete Focus check(280mm F5.6 ISO400) |
オートフォーカスが優秀になってもチョウの目にまでは合わせてくれないので、マニュアルでピントを合わせしてますが、最近完璧にピントを合わせたつもりでも、合ってないときがしばしばあります。
これは自分が悪いのか、カメラが悪いのか、確かめたくて絞り開放で撮ってみた。
絞り開放でも真横から撮れば被写界深度が浅くても、ちゃんとピントは合うはず。
結果はご覧のとおり。
自分のラフな撮り方が原因でありました。それと風には注意。
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Synanthedon quercus (カシコスカシバ) |
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Synanthedon quercus (カシコスカシバ) |
アシナガバチに擬態している蛾です。よくよく見ないと蛾だとはわかりません。
樹液に来ていました。
さて ここからは甲虫です。
昼間編
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Grammographus notabilis (キイロトラカミキリ) |
もひとつ、
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Xylotrechus rufilius (クビアカトラカミキリ) |
伐採木にて:花にやってきていたカミキリたちの本当の棲家はここだったんですね。
夜編
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Acalolepta fraudatrix (ビロードカミキリ) |
茶色の無地で4センチぐらいのカミキリが水銀灯にやってきた。
地味なカミキリだと思ったら、翅がベルベットの輝きでなるほどビロードカミキリだ。
地面に降りたところを後ろから指先でツンすると飛ぼうとするのがわかった。
子供にツンさせて撮ったのがこれ。(飛んでるのは失敗)
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Prosopocoilus inclinatus (ノコギリクワガタ) |
かなりりっぱな♂が出てきました。
石のベンチの上に置いて記念撮影。
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Prosopocoilus inclinatus (ノコギリクワガタ) |
ちなみにiPODで子供が撮ったのがこちら。
なかなかやるな。
でも照明係は私で、LEDライト2灯+iPODライトのマルチライティングですから。
[後記]
種名を学名表記にしてみたら、これが結構面倒くさい。
チョウ以外は和名併記か和名だけにします。