適当にトリミングしてから縮小しています。クリックすると大きくなります。(たぶん)最近の写真はW=1500pxです。拡大表示するとぼやけます。

  

2011/05/30

5/30 飛翔写真の極意 その1

撮影のない日のネタです。
飛んでいる蝶の写真を撮ること。
これほど難しい撮影はないだろうと去年の今頃は思ってました。
しかし、いろいろ撮っていると、そんなに難しいことではないように思えてきました。

今日は、極意というほどのものではありませんが、飛翔写真の撮り方の一例を紹介します。


ルリタテハ、ヒオドシチョウ、キベリタテハなどのタテハチョウ科の蝶たちはよく縄張りを張って
同じ場所に止まっていたりします。
そうしてその縄張りに入ってきたよそ者を追い払うように飛びたちます。
彼らにとってよそ者とは、チョウであったり、ハチであったり、人であったりします。中にはこちらへ寄ってくるチョウもいます。

こんな時は撮影のチャンスです。なにしろ向こうからこっちへ来てくれるのですから。
ほかのチョウを追いかけているときもチャンスです。
夢中で追いかけているときはこちらの動きに鈍感です。

そして、たいていの場合また元の場所へ戻ってきて止まります。
そう、何回もチャンスはあるということです。
ヒオドシチョウです。
縄張りに入ってきたルリタテハを追っかけ中です。距離が合わずボケてます。
カメラが追い付けず端っこに写ってしまいました。


ルリタテハ 
あまりしつこく追うと梢の高いところへ行ってしまいます。
あとは、こちらの撮影技術次第です。
タテハチョウは飛ぶスピードが速く、なかなか追いつけません。これがクリアできたら良い写真が撮れるでしょう。 

こんなことを書いていながら、なかなかまともな写真は撮れない私です。

ちなみにレンズは広角、絞りF8、SS=1/1000以上が理想で置きピン、ノーファインダー撮影となります。

2011/05/29

5/29 雨です

なんと甲信越地方も梅雨に入ったんですね。
今にも降りそうな天気で虫は出てこないので春の花などを。
すべてAT-X107で撮影。


今にも雨が降りそうな天気の林道。霧に煙ってます。

この辺は、今春盛りといった感じ。これからあっという間に草丈が伸びて平地の季節に
追いつきます。

ニリンソウ:キンポウゲ科 
天気が良くない日は色が濃く出ます。

ニリンソウ
白い花びらのように見えるのは実は「がく片 」なんですね。

チゴユリ 小さな花です

ホソバノアマナ これもユリの仲間

白樺の新緑 ちょっと降ってきました

ツボスミレ

2011/05/28

5/28 里山通信

2週間ぶりの土曜休み。残念ながら天気予報は雨。
しかし朝起きると、今にも降りそうな空模様ながらまだ降っていません。
そーなると巡回に行くしかない。これは休日の条件反射みたいなものになってしまった。

今日は、蝶も飛ばないだろうと接写モードで、レンズを選んだ。
APO-LANTHAR 90mm F3.5 SL II Close Focusのお披露目であります。
コフキゾウムシ?が大発生中。7mm位の大きさ。

キツネアザミも真っ盛り。ボケ味もなかなか良い。

ミヤマカラスシジミの幼虫 幼虫は蜜を出すのでアリが舐めにやってきます。

カミキリムシの仲間 (名前不明)
以上がアポランター90mmで撮影したものです。解像度がすばらしい。好みです。
このレンズは50cmまでしか寄れないので、ここまで拡大する場合にはエクステンションチューブを使って撮影してます。
甲虫の仲間は名前をよく知らないのですいません。

昼近くになると曇り空は相変わらずだけれど、気温が上がってきたので、
コジャノメが出始めました。それといつもの連中も。

EF70-200F4L IS USM と Apo-Lanthar90mm の撮り比べ。



どちらもシャープで解像しているけれどApo-Lantharのほうが好みの色です。
使い勝手は細心の注意が必要です。なぜなら、Apo-LantharはIS無しの望遠マクロに
なるので、手ぶれに敏感で三脚なしの時はしっかり構えないと すぐブレてしまうからです。
そして、そーっと近づかないと逃げられてしまいます。EF70-200F4Lだとその辺はずっと
楽になります。

飛翔写真も1枚。
ヤマトシジミとベニシジミ  ついつい追いかけてしまうベニシジミでした。

2011/05/22

5/22 里山通信

天気予報では午後雨。出かけるとオナガアゲハが遊歩道を蝶道にして廻っていました。


カラスアゲハなんかもそうですが、オナガアゲハはホバリングしながら  蜜を吸います。
そのため1/1000以上のシャッタースピードで撮らないと翅がぶれてしまいます。
曇天のときにはシャッタースピードをあまり上げることはできず、かといってISO感度を上げると、
ノイズが多くなってしまいます。結局ISO2000F8絞り優先で1/250位にしかなりませんでした。


スジボソヤマキの幼虫を見つけたクロウメモドキにミヤマカラスシジミの幼虫を発見。
かなり大きくなっている。


ダイミョウセセリ
コジャノメ
ダイミョウセセリとコジャノメは今年初見です。
9時過ぎると雨が降ってきたので一旦帰宅。


3時過ぎには雨は止み日が差すことも。もう一度出動して、ウスバシロの飛翔写真。

2011/05/21

5/21 夜の城山公園

暑い日が続いています。こんな日は城山公園で夕涼み。
城山公園はお城の北西の小高い山にあり、松本市街地から安曇野方面、そして北アルプスを望むことが出来る展望台があります。
展望台からの夜景北アルプス方面 AT-X107トリミング
 あたりはもう真っ暗ですが写真を撮るとアルプスが浮き出てきます。
同じく南方向 AT-X107
展望台の下の水銀灯には夏になるとカブトムシなんかも飛んできます。
さすがにまだ時期が早くカブトムシは出ていませんでしたが、虫たちは活動してますね。
名前不明 甲虫でしょうか?AT-X107で広角マクロ(トリミング有り)
名前がわかりました。ヨツボシヒラタシデムシです。
木の上に住んでいてイモムシなんぞを食しているそうです。
子供が見つけたクロコガネ
他の水銀灯にはオオミズアオ(蛾)が飛んで来ていました。
AT-X107では広角すぎて小さく軌跡が見える程度になってしまいました。 

2011/05/15

5/15 里山通信

hiro390の撮影巡回コースに入っている公園は、いまや春真っ盛りです。
斜面一面に咲くヒロハコンロンソウはお花畑になっていてウスバシロチョウばかりでなく
様々な昆虫がやってきます。
本日の写真はすべて EF70-200F4L IS USM+1.4X ISO800 F8絞り優先 です。
ハナカミキリの仲間でしょうか

カラスアゲハちょっと遠かったが強引に撮影

休憩中のミヤマカラスアゲハ

トラフシジミは吸蜜中

コアオハナムグリもやってきます

モンキチョウ

5/15 ヒメギフチョウ

念願のヒメギフチョウを撮ることができました。
すべてAT-X107

交尾のうが付いています。♀

林の中をふわっと飛ぶ姿は春の姫です。



2011/05/14

5/14 ウスバシロ

5/14 本日もウスバシロチョウです。
70-200ズームで飛翔写真を撮れないものかと、試してみました。
この場合AFはほぼ使えないのでマニュアルで、流し撮りの要領で
追わなくてはなりません。
本日は1.4倍エクステンダーを付けてます。




やはり至難の業です。ピントが甘いとバレバレです。なかなか難しい。

AT-X107フィッシュアイズーム10mm端でのマクロ的写真も試してみました。
10mmだと相当近く寄らないとチョウが小さすぎてダメです。
フィッシュアイぽい感じで。これで10cm以内に近寄ってます。

30cmぐらい離れるとこんな感じ。ちょびっとトリミング有り

下からあおるように撮るのが好きです。

近距離での置きピンは、被写界深度が浅いのでちょっとの距離感の違いで
全くボケボケで、これも難しい。
ちなみに作例はトリミングを基本的にしています。(たまにノートリミング)

5/13 里山通信

今年もウスバシロチョウが戻ってきました。    本日初見
今日の写真はすべてAT-X107





緩やかな曲線を描く 透き通る白い翅、
ふんわりと優雅に舞う姿。
春の女神であります。