これはカメラにレンズを反転して取り付けられるリングですが、電気接点がありません。
デジカメでは、絞りをカメラとレンズが通信してコントロールしていますから、電気接点がないと、
絞りをコントロール出来ません。
絞りをコントロール出来ません。
ということは、開放絞りでのみ撮影できることになり、絞り込んで被写界深度を深くしようとしても
出来ないことになります。
出来ないことになります。
これはマクロ撮影にとっては致命的であります。
レンズを改造してこの電気接点をつなげる方法は結構ネットで紹介されていますが、
改造出来るレンズをそう持っているわけでは無く試すわけにもいきません。
改造出来るレンズをそう持っているわけでは無く試すわけにもいきません。
そこで考えたのは、電気接点付きのエクステンションチューブ(中間リング)を前後にかませて、
電気的に繋ぐ方法です。
電気的に繋ぐ方法です。
機械的には
EOS7D-中間リング後-リバースリング-レンズ-中間リング前
電気的には
EOS7D-中間リング後-中間リング前-レンズ
という感じです。
中間リングの間は接続コードで繋ぎます。
これだと貴重なレンズを改造する必要もないしレンズを取り替えることも出来ます。(中間リングは改造します)
試験的に繋げてみたので格好は悪いです。 |
試運転は慎重に行います。 結線に不都合があるとカメラ、レンズがパーになることもありますから、
私はEOS Kiss Dで動作確認をしてからEOS7Dに装着しています。
さて、正常に動くことを確認してとりあえず試し撮りです。
まずウルトロン40mm
Ultron40mm F2.0 |
Ultron40mm F8.0 |
Ultron40mm F16.0 |
アザミの種ですが、絞りが正常に動いているのを確認。被写界深度が変化しているのがわかります。
Color Skopar 20mm F16 |
広角レンズになると倍率がアップします。 この場合3.7倍になっています。
さらに
AT-X107 10mm F8.0 |
フィッシュアイズームのAT-X107 10mm端では約9倍になります。
これはかなり使えそうです。
※ここでいう倍率はカメラのCMOSセンサーに元の被写体の大きさが何倍に写るかをいいます。
このデータを画面に表示したりプリントするとさらに拡大された画像になり、その倍率は異なります。
ところで、
マクロレンズで等倍撮影した場合、フルサイズでもAPS-Cでもセンサーに写る倍率は等倍であり、どちらも1ミリのものは1ミリで写ります。APS-Cは写る画像の範囲が狭くなって相対的に焦点距離が長くなる(1.6倍)だけです。
1ミリのものが1.6ミリに写るわけではありません。(説明文がおかしかったのでちょっと修正しました。)
このデータを画面に表示したりプリントするとさらに拡大された画像になり、その倍率は異なります。
ところで、
マクロレンズで等倍撮影した場合、フルサイズでもAPS-Cでもセンサーに写る倍率は等倍であり、どちらも1ミリのものは1ミリで写ります。APS-Cは写る画像の範囲が狭くなって相対的に焦点距離が長くなる(1.6倍)だけです。
1ミリのものが1.6ミリに写るわけではありません。(説明文がおかしかったのでちょっと修正しました。)
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