適当にトリミングしてから縮小しています。クリックすると大きくなります。(たぶん)最近の写真はW=1500pxです。拡大表示するとぼやけます。

  

2017/08/31

夏のチョウ観察 (2017.08.31)

あっという間に今年も夏が終わってしまった。
なんかお盆中は天気が悪くて遠出はせずに里山を短時間徘徊することが多かった。
夏の初めは人の気配も気にせずにオオムラサキが飛び回っていた。
樹液にはカブトムシの姿
お盆の頃まではオオムラサキも多かったがその後ピタリとその姿を見なくなった。
気温が30度を過ぎると、途端にチョウの姿が減った。
元気のいいのはジャノメチョウとシロチョウの仲間やシジミチョウの仲間たち。
ヒメジョンにやってきていたのはベニシジミとツバメシジミ
ヤマトシジミも元気いい。交尾
このツバメシジミは尾状突起の付け根の黒い紋の内側に珍しく青い鱗粉があります。
スジグロシロチョウの飛翔1
スジグロシロチョウの飛翔2
そして交尾
キチョウはヤマハギの葉の上に産卵
そしてそのキチョウの卵
クサギの花にはアゲハチョウの仲間がやってきます。これはカラスアゲハ
夏型のトラフシジミもよく見かけますが、たまたま開翅した時光線の具合で綺麗な青色に輝きました。
お盆を過ぎると他のシジミチョウも出てきました。
食草のツメレンゲ辺りを飛び回るクロツバメシジミ
クロツバメシジミの産卵
これがクロツバメシジミの卵 普通のマクロレンズではこの程度にしか撮れない。
クロツバメシジミの交尾 (順番間違えた!まあいいか)
ミヤマシジミの産卵 秋にもう一度見られそうです。
クズの花にはウラギンシジミの幼虫 結構見つけるのが最近うまくなった
さて、8月も最後になると真夏に眠っていたチョウたちも起きてきます。
スジボソヤマキチョウは夏眠から覚めた早々オスはメスを追いかけまわしています。
と思ったら葉陰で交尾しちゃいました。
ミドリヒョウモンなんかも夏眠明けでヨツバヒヨドリに集まってきました。
夏の里山はそう珍しいチョウがいるわけではないけれど、こうしてみるといろんな場面を見ることができてそれなりに満足できたかなと思う。

これからは秋のチョウがどんどん増えてきてまた楽しくなりそうです。




















2017/08/16

新しいオモチャ=360度カメラ (2017.08.16)

前回ちょっとだけ紹介したのはリコーTheta SCで撮った画像です。
リコーHPより Ricoh Theta SC
詳しくはリコーのホームページを見ていただくとして、とにかくカメラを中心に360度回り全部が写ってしまうカメラです。

 本体には電源ボタン、WiFiのON-OFFボタン、動画-静止画切替えボタン、それとシャッターボタンしかありません。
 細かな設定は本体では一切できませんから、スマホが必須となります。もちろん画像もスマホがないと見ることはできません。

 さて、スマホには「Theta」というアプリを入れておきます。これでカメラの細かな設定ができます。またリモートで撮影が可能になります。
 さらに撮った360度画像を編集するには「Theta+」というアプリを入れておきます。

美ヶ原、王ケ鼻で撮ってみました。
これが撮った元画像で左右が360度、上下が180度写っています。(メルカトル図法と同じ)

これをTheta+で再生すると、
ミラーボウル 球面に画像を貼り付けた感じ
フラット 元画からクロップした感じ
リトルプラネット 中心がカメラ、円周が水平線でその外が空

ストレート 超広角レンズで撮ったようになる
スマホで4種類の表現方法ができる。各画像は画面を指でグルグリやれば自由に動くし、拡大、縮小も出来る。

ミラーボウルで拡大トリミングしてみた
長峰山でリトルプラネット

手持ちでシャッターボタンを押せば、どんな方向を向けても漏れなく自撮りができるのだが、風景写真をメインにしたければ三脚を使って隠れてリモート撮影すれば良い。あるいは、自分が写らないようにトリミングする。

 このカメラの凄いところは、最短撮影距離が10cmでしかもパンフォーカスということ。
つまりカメラから10cm離れた場所から全てピントが合ってしまう。これをチョウの撮影に使わない手はない。
 ということで、やってみた。

アサギマダラ
飛んだ!

ウラギンヒョウモンの後ろにアサギマダラが飛んでいる。
前回のフタスジチョウをこのカメラで撮ってみた。

PC用のアプリだと「ミラーボウル」しかできないので適当にグリグリやってからスクリーンキャプチャーしてさらに編集した。

画質はコンパクトデジカメだが色々遊べて面白い。



























2017/08/06

久しぶりに高原へ (2017.08.06)

いつの間にか1か月も更新してませんでした。
最近は暑くて里山も蝶の姿はあまり見かけず、そういう時は涼しい高原へ行くのがベストです。(本日のお昼の気温は標高2000mで23℃ぐらいでした。
シカの食害が減ったのかコウリンカ、アザミ、マルバタケブキなどがたくさん咲いてます。
コウリンカにフタスジチョウが吸蜜に来ていました。木の花にはよく来るのに草の花には珍しい。

マルバタケブキには盛大にヒョウモン類が集まっています。
何匹いるでしょう。
ちなみにウラギンヒョウモン、オオウラギンスジヒョウモン、ギンボシヒョウモン、ミドリヒョウモンなんかがいます。

花の下の方ではオスがメスにアタック中 でもメスは必死に拒否してます。
林道にはアサギマダラが吸蜜にやってきます。
林道ではエルタテハがテリハリ。
いつもならキベリタテハが多いのに、今日はエルタテハが非常に多い。
そういえばクジャクチョウを全く見なかったがどうしたんだろう?

山道脇ではセリ科の草にキアゲハが産卵中 高原の冬は早いが今から蛹にまでなれるかな?
これがキアゲハが産んだ卵 

ところで最近撮影に出かける時に楽しいオモチャを持ち歩いている。
こんな写真が撮れる360度撮影カメラ
うまいこと使うと下のような写真も撮れます。
カメラについた汗を吸いに来たウラジャノメ
これについての詳細はまた後で