【EOS7D+Tokina AT-107で飛翔写真 覚書】
デジタル一眼で小さなシジミチョウの飛翔写真を超広角で撮るには接近戦になります。
焦点距離10mmだと少し離れただけで小さく写ってしまいますし、
17mmだと多少大きく写りますが、画角が狭くなってすぐにフレームアウトしてしまいます。
それに被写界深度は最短距離付近だと極端に狭くなり、撮る距離をうまく合わせないとボケボケになってしまいます。
しかも低空で藪っぽい場所を飛び回るので、撮影は難しくボツ写真の大量生産になります。
ミヤマシジミ♂ ローアングルでチョウの目線で撮ってみる。 |
ミヤマシジミ♂ 高感度だとノイズが多い。それに至近距離だと被写体ブレしやすくなる。 |
ミヤマシジミ♂ 近すぎるとこうなります。ほとんどレンズに当たりそうな距離。 |
ツバメシジミ♀ ピントが合えばそこそこ綺麗に写りますが、それ以外はノイズが多い。 |
ツバメシジミ♀ こんな薮っぽいところを飛びます。ついて行くのが大変。 |
ツバメシジミ♀ それにしてもうまく葉を避けて飛ぶものです。 |
ヤマトシジミの交尾飛翔 ♀ががんばって羽ばたいています。♂はぶら下がっているだけ。 |
今回は試験的に焦点距離:15mm程度、絞り:F13かF16、シャッタースピード1/1000位になるようにISO感度を設定。(結果→ISO1600〜3200)
露出環境が変わらないようだったら、あらかじめマニュアルで設定して固定した。
置きピン位置はレンズ先端から10cm程度。
あれ? フルマニュアルでOKか?
最新鋭のデジカメ機能は連写以外いらないじゃん。
問題は、
絞り込むと、よほど天気が良くないとISO感度は1600以上になってしまう。
これだけ感度を上げるとピントの合っていない部分のノイズが目立ってくる。
ISO3200になるとさらにノイズ感が多くなり、露出がアンダー気味の場合ほとんどノイズまみれになってしまう。
欲張って被写界深度を深くせずに、ピントの合う距離をKeepできればISO感度を上げずに済みそう。
そんな技を磨かねば。
静止画に比べてクオリティが違いすぎる。
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