適当にトリミングしてから縮小しています。クリックすると大きくなります。(たぶん)最近の写真はW=1500pxです。拡大表示するとぼやけます。

  

2011/12/13

里山通信(12/11)

このタイトルも久しぶりです。
2週間ぶりの公園はもう冬でした。
日陰には霜が残り、雑木林の木々にへばりついていた葉も見事に吹き飛ばされて無くなっています。
今年も春から幾度となく来た公園ですが、そのたびごとに色々な自然の姿を見せてくれました。
今日はどんな姿を見せてくれるでしょうか。
古民家近くの畑から 
氷に落ち葉  Ultron40mm

昼過ぎまで日が当たらないので凍るとなかなか解けません。
氷に閉じ込められた落ち葉がいい表情を見せてくれます。

ヤエムグラの葉についた霜    改造マクロ

小さな雑草の葉っぱです。
普段だったら目も向けないんですが、霜に縁取られたその葉っぱは
造形の美しさを引き立たせていて、思わず撮ってしまいました。



センニンソウの実           改造マクロ
この実の姿を仙人のアゴヒゲになぞってセンニンソウというそうです。
4人様ご一行となりますか。

セイヨウタンポポの綿毛             改造マクロ
セイヨウタンポポのしべ          改造マクロ+1.4×テレプラス
いまやタンポポといえばこのセイヨウタンポポ。その辺に咲いているのは殆どがこのセイヨウタンポポです。
連日の最低気温にも平気で咲いているのは、この花とオオイヌノフグリぐらいでしょうか。
帰化植物強しです。
アブ       改造マクロ
元気よく飛び回っているのはアブです。
いまだ咲いているタンポポに来ては一生懸命花粉を食べているみたいです。

動き回るアブの頭をドアップで撮るのは結構難しく、本来ならば三脚を使うのが常道ですが、
ピント合わせが追いつきません。這いつくばって手持ち撮影です。


オツネントンボ       フレーミングぎりぎり AT-X107


「オツネン」とは「越年」で成虫のまま冬を越すトンボなのです。
普通のトンボより小さめのイトトンボですが、天気が良くて気温が上がってくると飛び出してきます。



卵を守るジョロウグモ          EF70-200F4L
巣の無いところにクモが1匹いました。
よく見ると幹には卵が産みつけられています。
吹きさらしの木の幹でじっと卵を守るクモ。
いったいいつまでこうしているのでしょうか。





ウグイスカグラの狂い咲き        改造マクロ


ウグイスの鳴くころに咲くことからウグイスカグラというそうですが、今頃咲いていました。
どうやらこの花は狂い咲きの常習犯のようです。




風に舞うガマの綿毛              Ultron40mm

ガマの穂といえば串刺しになったフランクフルトみたいな形ですが、
この時期になるとこのフランクフルトがほぐれて盛大に綿毛が舞い始めます。
風で舞い上がる姿をLightenCompositeで連写合成してみました。
綿毛の軌跡が風を教えてくれます。

☆☆☆

チョウや花を見つけては撮っているときと違って、普段あまり目を向けない小さな自然を
手を変え品を変え撮る一日。ゆったり過ごす休日はなんて贅沢なんでしょう。
と、自己満足。



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