適当にトリミングしてから縮小しています。クリックすると大きくなります。(たぶん)最近の写真はW=1500pxです。拡大表示するとぼやけます。

  

2013/07/04

黄昏時にコンデジで撮ってみる(7/3)

平日ですが仕事帰りに里山へ寄ってみた。
どうも今年はアカシジミが少ないので、どの程度出ているか見てみたかったのだ。
アカシジミは黄昏時になると樹上を舞わずにはいられなくなる性格でして、この時間に
雑木の上を見ると必ず飛んでいるのです。
その数を見れば、どの程度発生しているかわかるわけで、それを確かめたかったわけです。
どんな感じで飛んでいるかと言えば、
こんな感じ (これは去年撮影したもの)
ざーっと見渡すと確かに飛んでいるけど7、8匹程度。去年の半分くらいか。
昼間見る数よりは多い感じなので、そう心配することは無さそう。

【注】チョウの数え方が違うと言われそうなので一言。
チョウは、1頭、2頭と数えるのが正しいとされていますが、本来動物を数えるとき、人より大きいものは「頭」で、小さいものは「匹」というのが日本古来の慣例であります。
チョウを1頭、2頭と数えるのは、その昔外人が辺境の地で採集したチョウの標本を本国へ送る際、ちゃんと頭のある完品のものを1Head、2Heads・・・と記録したそうな。
それを直訳したから、1頭、2頭・・・というのが有力説です。
フィールドに舞うチョウ達は標本ではありませんから、私はあえて「匹」と数えるようにしています。

せっかく来たので、ついでにひと回り。
でも今日はコンデジしか持っていないので、どの程度広角マクロに耐えられるか再検証してみた。
 キャノンのS95だが、これはお世辞でも撮りやすいとは言えない。
失敗例
フルオートで撮ると間違いなく上の写真のようにピントが後ろへ行ってしまい、真ん中に撮りたいものがあっても合わない。
こんな時は迷わずマニュアルでピントを最短距離の5cmに合わせてカメラの方を動かしてピントを合わせる。ここまで近づくと下の写真位の大きさに写ります。
ウラキンシジミはピークを過ぎたようだ
薄暗くなってくると、オートのままだとストロボを焚いてしまいます。
樹液酒場が開いていた
ストロボ調光を-3まで落としても不自然ですね。
ミズイロオナガの綺麗なのがいたので、ストロボONとOFFを比べてみました。
ストロボON
ストロボOFF
どちらが綺麗かは一目瞭然。
ストロボは環境光を破壊して背景の暗いところが黒になってしまいます。
しかも発色も不自然になる。これがどうしても我慢できないので、普段はストロボを使いません。今回は感度を上げて絞りは開放(F2.0)にしてシャッタースピードを稼いでます。
ボケの荒さが目立ってしまいますが、ストロボONより良いと思う。
コンデジは被写界深度が深いので、開放でもそこそこピントが合うので、こういう撮り方も良いかと思った。





0 件のコメント:

コメントを投稿