久しぶりにアルプス公園に行った。
ここには、ハンノキがあって毎年ミドリシジミを見ることができたが、
知らないうちに、このハンノキの下枝が丁度人の背丈ほどの高さですべて切られてしまっていた。
すぐ裏側にも小振りなハンノキがあったがこれは根元から切られてなくなっていた。
下枝を切られてしまったハンノキ |
ミドリシジミは人の背丈位までの高さに卵を産む。
今年も5個ほど見つけていたが、その枝はことごとく切られてしまった。
念のため残った枝を探してみたが、見つけることはできなかった。
ミドリシジミの幼虫 2012.05.20 この木で撮影 |
ミドリシジミの成虫 2012.07.08 この木で撮影 |
ここにはヤマハンノキが3本あって、ここにもミドリシジミは卵を生むが、
幼虫を見たことはない。生存率がハンノキで育つより低いのだろうか。
ミドリシジミはどこにでもいるチョウではない。
近年ハンノキの生えている場所が少なくなってきている。
身近な場所で観察できたのに、そういう場所が減って行くのは残念でしょうがない。
ここは里山を意識した公園のはず。
綺麗に整備された都市公園とは存在の意味合いが違うと思うのですがどうでしょう。
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