適当にトリミングしてから縮小しています。クリックすると大きくなります。(たぶん)最近の写真はW=1500pxです。拡大表示するとぼやけます。

  

2013/02/05

落枝拾いで越冬卵 (2/5)


あっという間に2月になってます。
1月中旬に降った雪はいつまでも残っていて越冬卵探しは一時休止状態でしたが、
日当たりのよい場所はほとんど溶けて再開です。でもまた雪になりそう。

実は、雑木林で落ちているクヌギやコナラの枝をよく見るとゼフィルスの越冬卵が付いていることがあります。
こんな感じの枝が落ちています

9月頃にハイイロチョッキリという甲虫がドングリに卵を産んでそのドングリの付いた枝ごと切り落とすようですが、今回の落ちている枝は、強風に飛ばされた少し大きめの枝です。
この落枝探しはバカにならない確率で卵を見つけることができて、最近ではついつい枝を拾っては眺めるようになりました。
慣れてくると卵が付いていそうな落枝がわかってきます。


落枝拾いで見つけることができる越冬卵ランキング
1位:ミズイロオナガシジミ
2位:アカシジミorウラナミアカシジミ
3位:ダイセンシジミ
4位:Unknown Eggs

1位から3位の種はいずれもクヌギ、コナラにも産卵し、その高さも低めの所から高い場所までで、偏りがないので落ちている枝に卵の付いている確率も高いのでしょう。
2013.2.3 クヌギの落ち枝で発見したミズイロオナガシジミの卵
2013.2.3 これもクヌギの落ち枝 ダイセンシジミ

4位のUnknownEggsはFavonius属のどれかだと思うんですが、私には現時点で判別不能なのでUnknownです。
(確率が高いのはクロミドリシジミ)




Unknown 5個
どれも似ていてわかりません。


落ちていた枝についていたので、ほっとけばいずれは死んでしまう卵。
とりあえず伐採木で採卵したのと一緒に保護しています。
全部で50個以上の数になってしまってどうしようか。
すべてを飼育するのは大変です。
種がわからないのは飼育してその正体を見極めたいけど、あとは自然に返そうか。
テープで枝先に留めておけばよいかな。






0 件のコメント:

コメントを投稿