適当にトリミングしてから縮小しています。クリックすると大きくなります。(たぶん)最近の写真はW=1500pxです。拡大表示するとぼやけます。

  

2012/05/20

春の里山劇場 (5/20)

先週にも増して里山にはいろいろな虫たちが出てきました。
役者が多くて今日は1800ショットも撮っちゃいましたが、使える写真はわずか。
とりあえず蝶の写真をアップ。
アサギマダラ

アサギマダラは渡りをする蝶として知られています。
寒い冬の信州を避けて南の暖かい場所へ行っていたのが、帰ってきたようです。
長旅のせいか翅が痛んでますが、相変わらずふわりふわりと飛んでいました。
春に見たのは初めてです。
ジャコウアゲハ

写真のジャコウアゲハも翅が痛んでますね。蛹で越冬したはずですから、羽化してからかなり経っているのかも。
数が少なくてあまりみることのできないアゲハなので、こうしてみることができると嬉しくなってしまいます。
クロアゲハ
今日はアゲハ類が勢ぞろいです。他にもオナガアゲハ、カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、キアゲハなど。
ウスバシロチョウ

春にしか現れないこれもアゲハチョウのなかま。
先週はわずかに飛んでいましたが、今日は盛大にあちらこちらで飛んでいます。
いまはオスばかりの様子。しきりに吸蜜しています。
ツバメシジミ

久しぶりにアポランター90mmで蝶撮りしてみた。ノートリミングでこんな感じ。
やはりこのレンズの解像度はすごい。ただしピントの合った場合の話で、それがなかなか難しい。
ピンずれ写真量産のなかの1カット。風と手振れは大敵です。
トラフシジミ(春型)

春のトラフシジミは美しい。白い帯がはっきりくっきり出ます。
のんびり給水しているように見えますが、どうしてどうして、警戒心が強くて、そーっと近づいてもすぐに逃げてしまいます。
ズームの200mmで少し離れて撮っています。
トラフシジミ(翅表は光の加減でこんな色になります)

警戒するとすぐに翅を閉じてしまいますが、少し離れて見ていると次第に翅を広げてきます。
そうするときれいな青い色が見ることができます。
この青は光の反射具合で濃くなったり、薄くなったりする構造色というやつです。
なかなか良い色で撮ることはむずかしく去年は完敗でしたが、今日のやつは最高です。

本日は蝶の成虫メインですが、春の里山劇場はまだ続きます。









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