適当にトリミングしてから縮小しています。クリックすると大きくなります。(たぶん)最近の写真はW=1500pxです。拡大表示するとぼやけます。

  

2012/04/24

里山の花(4/22)


曇り空の日曜日。午後からは雨の予報で、気温もそう上がりませんでした。
そろそろコツバメも出始めるだろうと思っていましたが、この天気ではねえ。

早々花撮りモードに切り替えて、途中からいつもとは違う道を(道なき道を)歩いてみました。

サクラ
サクラ
古民家付近、ソメイヨシノでしょうか。公園の桜の花も咲き始めました。
今年は寒くて開花が遅いと思っていたら、去年も4/23に桜を撮っていました。なんだいっしょじゃん。


オキナグサ(植栽)
ヒゲじいはそろそろ咲きそうです。


ヤマブキ
黄色いつぼみはいよいよ大きくなってこれも来週あたりには咲きそう。


タチツボスミレ
教科書にタチツボスミレ(Viola grypoceras)は出てくるそうで、小学生にとっては
本当の?スミレ(Viola mandshurica)より知名度が高いようです。
確かにどこにでも咲いているタチツボスミレですが、平地ではスミレのほうがもともと多かったはず。
スミレはこれです。
スミレ(Viola mandshurica)


ヒメニラ(雌花)
山野に生える非常に小さなニラの花
雌雄異株でメスの花とオスの花があるようで、これは雌花。
ヒメニラ(雄花)
こちらは先っちょにおしべの葯が黄色く出ているので雄花。珍しいみたいです。



ヤマエンゴサク
ウスバシロチョウの食草のムラサキケマンに似た花です。
なんかエイリアンの頭を連想させる変な形をしています。
ところで、ケシ科の植物とばかり思ってましたが、ケマンソウ科というのがあるらしく、
分類上そちらへ分ける場合もあるそうで、植物の分類も諸説いろいろ、難しくなってきました。


レンプクソウ
これも小さな花でしかも緑色の花です。よく見ないと地味すぎて花が咲いているなんてわかりません。
真上に1個咲く花は花びら4枚、まだつぼみがその下に4個それぞれ四方を向いてついてますが、これは花開くと
花びらが5枚あります。
名前のレンプクは連福で、福は福寿草の福、フクジュソウとよく一緒に咲いているからだそうです。



イカリソウ
早くもイカリソウの花が咲き始めていました。
下草が緑色になってくる頃、ピンクの派手な色が目立ちます。
錨草 いかにもという形をしています。



つくし
つくしを見ると、なんか懐かしさを感じるのはどうしてかな。
昔は街の空き地なんかにどこでも生えていたような。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


春の花って派手系と地味系の両極端な感じです。
大抵の花はどちらかというと雪解けが遅くて湿気の多い場所が好きのようで、
これは、天候の影響が少なく気温の変化も少ない場所で、春を確実に知るための手段なんでしょうかね。
カタクリ、ニリンソウなんかも山の北側斜面に良く群落をつくります。

アズマイチゲの群落は花の時期も終わりに近い。
アズマイチゲの群落

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