たまたまヤマトシジミを眺めていたらその一部始終を撮影できたので紹介します。
まずはオスがメスに近寄って横に並んで翅を小刻みに震わせます。
翅を閉じている奥がメス、手前の青い翅がオス |
オスが腹端を伸ばしています |
どうやら横に並んでこの体勢に持って行くことが重要な事のようです。
メスが翅を広げるとオスは横に並ぶことができないので交尾の体勢に持って行く事はできません。それが交尾拒否の意思表示であり、次のステップに進めなくしている事になります。今回は無事交尾成立です。
次第に向きを変えて行きます |
ほぼ一直線で無理のない体勢へ |
廻ったので右がメス、左がオスになってます |
ここまでの所要時間は1分とかかっていません。
滅多にお目にかかれないシーンだった訳です。
シジミチョウの仲間はみなこんなプロセスでしょう。
モンシロチョウなどは交尾拒否の場合、翅を開くのと同時に腹端を上にあげたりするので、若干ちがうかもしれません。
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