適当にトリミングしてから縮小しています。クリックすると大きくなります。(たぶん)最近の写真はW=1500pxです。拡大表示するとぼやけます。

  

2013/10/20

絞り開放でマクロ撮影 (10/20)

3週間ぶりに写真を撮りに行こうと思ったら一日中雨ですよ。
サクラはいち早く紅葉が進んでます
散り始めている木も
んー晴れた日に撮りたいものです。来週までお預けか。
ということで、チョット前に撮った写真も含めて秋の蝶の写真を。
 秋になると新しめの蝶は出てきません。失敗してもまーいいかという気になってきます。
そーなるといつもとは違う方法で撮る余裕も有ったりして、開放絞りでマクロ撮影してみたくなります。
 マクロ撮影では、被写界深度が浅くなるので普通F8以上に絞って撮るのが常套手段ですが、背景ボケの美しさ狙いで敢えて絞り開放で撮っています。

まずはアポランター90mmF3.5。
このレンズは開放F値がF3.5。開放からシャープな描写のレンズとして定評が有りますが、ピント合わせはシビアです。
ヤマトシジミ 目にピントを持って行きます 翅縁のピントが甘くなっています
チャバネセセリ ピントの合っているところはシャープです
ヒメアカタテハ この場合絞ると背景がもっとうるさくなったでしょう
スジボソヤマキチョウ うまく翅全体にピントを合わせれば開放でもこの位に写ります。
ちなみにF8で撮った場合 光点ボケが小さくなり背景がちょっとうるさくなっています
カメラをしっかり構えていても体は何ミリかは前後に動きます。マクロ撮影の場合、シャッターを切った瞬間に1ミリ動いたらピンぼけになってしまいます。この動きはなかなか手持ち撮影では押さえきれないので、保険として連写して何度か撮ってみるようにしています。

次はウルトロン40mmF2
このレンズはマクロレンズではないので、接近して撮る場合にはエクステンションチューブを入れて使います。植物のマクロ撮影では重宝する手法です。
被写界深度が浅いのでピントの合わせどころに気を使います
F2.0+EXチューブ12 望遠マクロで撮ったがことく背景はボケます
F5.6+EXチューブ12 翅はかなりシャープになったが背景はうるさい
F8.0+EXチューブ25 図鑑写真の典型的な撮り方 拡大率がアップしたので絞っても背景はボケる
絞りを変えてベニシジミを撮り比べました。
静止している蝶では翅に対して真横から撮るようにすれば平面的になるので全体にピントを合わせやすくなります。翅を広げている時はまた話は変わってきます。

最後に70-200zoomの開放で撮ったキアゲハの飛翔写真です。
4枚連写したものを並べて合成しています。
EF70-200F4L IS USM F4 50%ブレンドして4枚合成 飛んでる翅の動きがわかります



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