適当にトリミングしてから縮小しています。クリックすると大きくなります。(たぶん)最近の写真はW=1500pxです。拡大表示するとぼやけます。

  

2011/08/03

8/3 EOS7D導入一周年記念 その2

つづきです。
望遠レンズでの待ち受け撮影は忍耐と集中力の勝負です。
さすがに1時間もやっていると精根尽き果ててしまいます。
もっと広い空間を撮りたい。


そこで4年以上使わずにいた広角ズームを持ち出して撮影してみました。
広角ズームの欠点は、蝶にかなり近づかないと何が写っているかわからないくらい小さく写ってしまうことです。
近めの距離でピントを固定して、その写程距離付近で連写をすることで飛翔写真を撮ろうという目論見です。
このときすでに10月下旬、蝶の種類は減りモンキチョウやモンシロチョウが練習台になってくれました。
モンシロチョウ 広角で撮った飛翔写真第一号です。2010.10.23
ピンぼけはご容赦。

広角レンズは当然のことですが広い範囲が写ります。
蝶は比較的低い位置を飛びますからローアングル撮影になります。
写真撮影は順光で撮るのが基本ですが、その位置から撮るとこのように自分の影が写ってしまうばかりか、その陰の中に蝶が入ってしまう場合もあります。ストロボを使えばいいかもしれませんが、秒間8コマに追随して内蔵ストロボは発光できません。なによりストロボ光は自然の中を飛ぶ蝶に違和感を与えてしまいます。
そんな理由で逆光位置からの撮影は自然な成り行きで始めました。(すべてではありませんが)

順光での失敗作。夢中で撮っているとこうなります。

キチョウ(キタキチョウ) 逆光撮影の恩恵、太陽を捉えた第一作目 2010.11.03

モンキチョウの卍飛行  ちょっとやり過ぎか。 2010.11.07 
小型種も挑戦。ヤマトシジミです。
街のヤマトシジミ   中央図書館前にて、夕日を浴びてシルエットぎみに 2010.11.07

里山のヤマトシジミ   アルプス公園にて紅葉をバックに 2010.11.13
ここまではEF-S18-55USMです。フレア、ゴーストが多く色収差もかなりあるので、ガマンできなくなり
EF-S17-55F2.8IS USMにこの後換えました。
レンズを換えるもゴーストはかなり出ます。 しかし解像度はかなりアップ。2010.12.05

2010年最後の飛翔写真 霜が降りる毎日でしたがモンキは力を振り絞るがごとく飛んでいました。2010.12.12
2010.12.12この日が2010年チョウの撮り納めとなりました。

明けて2011年3月が今年の始動です。
今年の飛翔写真撮り始めはミツバチでした。EF70-200F4  2011.03.13

同じ日に越冬から覚めたスジボソヤマキが飛び始めました。EF-S17-55F2.8
この後広角レンズをいろいろ試してAT-X107が飛翔撮影には向いているという結論に達しました。
色収差はあるがゴーストは出ないか小さい、絞り羽根が6枚で光芒がきれいに出る、というのがおもな理由です。

ご託をいろいろ述べた割にこの一年でどれだけ進歩したのかちょっと疑問。
イメージどおりの写真がまだまだ撮れない 自分でした。 もっとがんばろう。

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