前回と同じ20mmリバース |
Color-Skopar20mmのリバースは約4倍の拡大で卵撮影にはもってこいだ。
しかし、どうも絞ってみても「モアッと」した感じが否めない。
そこでスタックレンスと比べてみた。
Apo-ranthar90mm+Ultron40mmRなのだがそのままでは2倍強の倍率にしかならないので
エクステンションチューブ36mmで延長してみた。これで同じくらいの大きさに写る。
今回のスタックレンズ90+40R+エクステンション36mm |
20mmリバース f11、1/60、ISO800 ノートリミング |
90mm+40mmRスタックレンズ f13、1/40、ISO200 ノートリミング |
切り出した画像だと、
20mmリバース |
スタックレンズ |
解像感が高いですね。
差を列記してみると、
1. 解像感はスタックレンズの方が高い。
2. 被写界深度はリバースの方が絞り込んでいないにもかかわらず深い。
3. スタックレンズの方が2EVほど明るい。
同じLED照明を使っているにも関わらず差があるのは、レンズ自体の特徴の現れかな?
レンズリバースの場合は、もともと被写界深度が深いのであまり絞らなくともよいかもしれない。露出倍数がスタックレンズより高そう。より強力な光源が必要。
ということでもう少し撮影方法を検討する余地があります。
今回のモデルになった卵は、どうやらウラジロミドリのようです。
前回のハヤシミドリと比べてみました。
縮尺を変えずに合成。左がハヤシミドリ、右が今回の卵、スケールも同じレンズで撮影したものを合成。 |
* * *
秋もどんどん深まり、チョウの姿も少なくなってきました。元気に飛回っている姿を見るとほっとします。
キタテハ |
ルリタテハ |
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