適当にトリミングしてから縮小しています。クリックすると大きくなります。(たぶん)最近の写真はW=1500pxです。拡大表示するとぼやけます。

  

2014/01/27

なんちゃって深度合成(1/27)

 最近アップしている写真は絞りf8が多いのにお気づきでしょうか。
絞り込んで被写界深度を深くするよりf8位が解像度がいいことに気が付いたからです。
実は前々からわかっていたのですが、少しでもピントを合わせようとして絞っていたのが
いけなかった。
でもさすがにf8は被写界深度は浅いので、卵全体にピントを合わせることは無理。

てなことで
今日の写真は「なんちゃって深度合成」写真です。


「なんちゃって」なので深度合成用ソフトなんて使いません。
Photoshopで「深度合成」です。
レイヤーが使える画像ソフトならなんでもOKです。私のPhotoshopはエレメンツ6(WIN)です。
フルバージョンのPhotoshopなんていりません。
(最新のフルバージョンだと正式に深度合成をサポートしているらしい)
 さて普段撮影するときに、何枚か連続で撮るのが習慣になっていますが、大抵、ほとんど、間違いなく何枚かはピントがずれてます。f8ならなおさらですね。
このピントがずれた写真を使うのが「なんちゃって」です。

                    ☆
ピントチェックしていると後ピン、中ピン、前ピンの写真がうまいことありました。
どれも普通ならボツにする写真です。
後ピン
中ピン
前ピン
やり方は簡単。ここでは説明用に切だし画像を使ってます。
1.Photoshopで3枚の写真を開きます。後ピンの写真をベースにします。
2.中ピンの写真を開き、コピーして1.の画像に貼りつけます。
3.新しいレイヤーに貼りつくのでこのレイヤーを半透明にして位置が合うように動かします。
1.〜3.
4.
4.位置が決まったら半透明を戻して、レイヤー表示をON-OFFしながらピントの合っていない部分を消しゴムで消していきます。これで後〜中までピントの合った写真になります。
4.の中ピン写真のレイヤーだけ表示するとこんな感じ
5.前ピン写真もいらない所を消すとこんな感じ
5.前ピンの写真も3.〜4.と同じことをします。
6.できあがり
6.最後にレイヤーを結合して1つにすれば完成です。

注意点は
・位置合わせだけはかなりシビアにしておいた方がいいでしょう。
・撮影アングルが極端に違うと位置が合わないので無理です。
・消しゴムはエッジがぼけたやつで細かなところは気にしないで消していきます。
出来上がった「なんちゃって深度合成」写真
所要時間30分。なかなかいい感じに仕上がりました。
いらないところを消す手法は飛翔写真の合成とか応用が利きます。



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