図鑑的にチョウの写真を撮るならばやはり高解像度で撮りたくなる。
この時期はあまり目立って新しい種が出てくるわけでもないので、よく見るチョウを
至近距離で解像度高く撮れるか試してみた。
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ウラギンシジミ EOS M3+EF85mm+ExtentionTube F7.1 |
EF85mmは単体では近寄れないのでエクステンションチューブをかませて近接撮影する。
翅のこってりとした鱗粉のディティールがでた。
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ウラナミシジミ EOS M3+40mm+ExtentionTube F8 |
単焦点40mmでも単体ではここまで大きく写せないのでエクステンションチューブをかます。85mmレンズでは20mmを使ったが40mmレンズなら12mmでもかなり寄れる。
今の単焦点レンズは一様にレンズ解像度は良いので、マクロに使ってもOK。
これはちょっとナナメ上から撮ったので、前翅先端あたりがボケた。翅全体にピントを合わせたければ翅面に対して垂直になる方向から撮らなければならない。これはフィールド撮影では撮影ポジションが限定されることが多いので以外と難しい。
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ウラナミシジミ オリンパスEPL6+60mmMacro F5.6 |
さすがにマクロレンズ、申し分ない写りだと思う。望遠ズームでも離れた位置からこのぐらいの大きさに写すことはできるが、ここまで解像しない。
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ウラナミシジミ開翅 Oly-60mmMacro F8 |
開翅していると翅は平面ではないのでピントの合わないところが出てくるのはしょうがない。どこにピントを合わせれば自然な感じに写るかピントをずらして何枚か撮っている。
それにしてもここまで大きく写すにはかなり近寄らなければならない。
今回の撮影は至近距離レンズ先端から10cmくらいで撮ってます。
ここまで寄ってもチョウが逃げないテクニックをまずは習得しなければならない。
経験上
1. 黒っぽい服装は避ける
2. 羽化して間もない個体はそう動かない
3. チョウに向かって一直線に静かに近づく
4. 直前で横に動かない
5. 朝方は気温が低くじっとしている。また、夕方の睡眠モードに入るとこれまた動かない。
6. 吸蜜、求愛行動などに夢中になっている時はこちらに以外と無関心
7. テリ張り中は敏感で近寄れない
なんて感じでしょうか。