適当にトリミングしてから縮小しています。クリックすると大きくなります。(たぶん)最近の写真はW=1500pxです。拡大表示するとぼやけます。

  

2015/10/25

秋も深まる(10/25)

秋も深まる今日この頃
雲一つない晴天が続き、田んぼも稲刈りが終わったようだ
里山は黄、赤、緑に染まりそして空は青。
林の下には菊の花
冬を越す前にスジボソヤマキは花から花へ
蜜を吸いにやってくる
蛾だって蜜は吸う
ルリタテハは越冬前の日向ぼっこ
今頃羽化しちゃったツマグロヒョウモン 彼は冬を越せない。
オオムラサキの幼虫はエノキの木を降りてきた
そんな中に緑色の幼虫を見つけた
これから茶色になるのだろうか?
(E-PL6+BCL-1580+Ext.t10)
風で折れたクヌギの枝にミズイロオナガシジミの越冬卵を発見
(E-PL6+BCL-1580+Ext.t10+16)
今年もウラキンシジミの卵も健在のもよう
(E-PL6+BCL-1580+Ext.t10+16)





2015/10/20

前玉外しの後継機はBCL-1580? (10/20)

BCL-1580はエクステンションチューブ(EXT.Tと略)を使うことで改造なくマクロ撮影を実現できることを以前紹介しましたが、今回平面発光LEDを前面に直付することでワーキングディスタンスを確保し、大光量で照射できるよう改良しました。
改良といっても両面テープで貼り付けただけですが、これが前玉外しでマクロ撮影するフィーリングにもっとも近い感じになります。
こんな感じにLEDを貼り付けた。
ワーキングディスタンス(WD)と撮影倍率は以下の通り。

EXT.T+10mm   :WD=26mmで0.66X  横幅約25mmが写る
EXT.T+16mm   :WD=16mmで1.05X  横幅約16mmが写る 
EXT.T+10+16mm :WD=10mmで1.73X  横幅約10mmが写る

※ワーキングディスタンス(レンズ前面から被写体までの距離)

EXT.Tは10mmが一番使いやすい。
定規を撮影。これを合成すれば大きさがわかる。
ちなみに露出はISO200でF8(固定)で1/250程度になります。
さすがにF8は被写界深度が浅いので全てにピントは合わない。 
 極小蛾なら被写界深度もほぼ満足できる、
色合いもオートホワイトバランスでOK。
大きな蛾は分割撮影して後で合成。
2センチを越えると撮影が難しくなるのが難点ですが、ボディキャップレンズとは思えない解像度で撮ることができます。

 もう一つこのレンズの良い点は、飛翔写真にも使えること。
マイクロフォーサーズなのでカメラ自体が軽くて小さいし、このレンズも薄く軽いのでEOS7Dより格段に取り回しが良く、ピントさえ合えばかなり良く写ります。
ヤマトシジミ やや小さめに写ります。
これもヤマトシジミ
モンキチョウならこの大きさに写ります。ちょっとピントが甘い
なんとなく万能ネイチャーフォトレンズの予感。


2015/10/15

秋をEF85mmF1.8USMで撮ってみた。(10/15)

せっかくの大口径中望遠なので、まずは開放f1.8で撮ってみた。
庭のコスモス このホワッとした感じがなんとも言えなくいいと思う。
イチモンジセセリ ソフトフォーカスみたいにハレーションがかかる。
これは余程撮影意図がはっきりしてないとチョウの撮影では難しい絞り値。
青い実 こういう柔らかさがいい
ノブドウの実
アキノキリンソウ もうちょっと絞った方が良かったかな。
タムラソウ アザミじゃないです。
ガマズミ 撮影距離と背景の距離でボケも変わります。
開放F2.8では味わえない柔らかさとボケ味でしばらくハマりそうです。

さて絞るとどうでしょう。
f2.8 翅全体に締まってきてます。
f2.8 花の感じがf1.8とは違ってきます。
f4 この辺の絞り値がボケと解像度のバランスの良いところ。
f5.6 一足先にサクラは真っ赤に染まっています。
参考までに絞り値と被写界深度、解像度の比較写真を撮ってみました。
f4からf8辺りが解像度が良く、絞りすぎると悪くなります。これは手ぶれなんかも影響してるかも。

シャープさには定評があって、もう20年以上モデルチェンジしてないレンズですが、
こういった絞りで表情が変わるってのはデジタル対応の最新レンズだとなかなかむずかしいようです。





2015/10/05

秋のチョウたち(10/5)

盆前は高温が続き盆過ぎは天候不順が多くて、チョウの発生状況は例年とはかなりズレがあった今シーズンでした。
9月後半から10月初めにかけての里山のチョウです。
 キタキチョウ 9/27
多化性のチョウ(スジグロシロチョウ、キチョウ、ヤマトシジミ、ツバメシジミなど)は数はどうあれ一様に発生している。
ミドリヒョウモン 2匹のオスが1匹のメスを追いかけてます。 9/27
ミドリヒョウモン、メスグロヒョウモンは9月末までは多く見られたが、10月の声を聞いたとたんに数が激減。一方クモガタヒョウモンは今だ多くの個体がいる。
クモガタヒョウモン 10/4
ウラナミシジミは秋に多くなる種類だが、夏も早い時期から発生していた。
今も新しい個体がいるのでもう1化進むかも。
ウラナミシジミ 10/4
ウラナミシジミの交尾 10/2
イチモンジセセリも秋に多い。これは例年と変わらず。
チャバネセセリも多い。
イチモンジセセリ 10/4
チャバネセセリ 10/4
例年なら見ることのない、ヒメキマダラセセリ、コミスジを10月に入ってから見かけた。
ヒメキマダラセセリはこの辺では年1化だと思ったが2化めがでたのか?
コミスジは3化めか?
ヒメキマダラセセリ 9/27
コミスジ 10/4
アサギマダラは少し前までは多くの個体がアルプス公園の花に訪れていたが、この2,3年は数が減少していて今年は1♀のみ見た。
彼らの好きな花の減少が起因していると思われる。
アサギマダラ 10/4
スジボソヤマキチョウはこれから成虫越冬する。ちょっと肌寒いと出てこないのだが、日差しが暖かくなると吸蜜にやってくる。
スジボソヤマキチョウ
ヒメアカタテハ、キタテハ、アカタテハといった秋のチョウが少ない。
これからまだ発生するのか。ちょっと様子見。