おくればせながら
謹賀新年
2015年
本年もよろしくお願いします。
さて昨年末子供のクリスマスプレゼントをネットで探していましたら、オリンパスのEPL6なるマイクロフォーサーズ(M43)のデジカメがレンズキットで馬鹿安=底値で出ておりまして、思わずポチってしまいました。
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これです |
M43は前々から気になっていて、やりたいことがあったのでした。
M43はミラーレス仕様なのでフランジバックが短いので、アダプターを介していろんなレンズを取り付けられるのです。しかも受光素子が小さいためフルサイズ換算で2倍の焦点距離相当になります。
という事でEOS-M43アダプターを同時に購入。これでEOSのレンズが付けられます。
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EOSのレンズを取り付ける為のアダプター |
一通りEOSのレンズを取付て動作確認と写りのチェック。
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構成はこうなります |
やりたかったのは、スーパーマクロ用のレンズを流用すること。
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EOSの前玉外しズームを取り付けてみた |
絞り開放のままだと被写界深度は浅すぎて使い物になりません。
(EF-M43アダプターには絞りが付いていますが、光量の調節はできても被写界深度の調節は位置が悪いためできません)
そこで裏技。 EOSボディに取付けてプレビューボタンを押しながらレンズを外すと絞りは絞ったままとなります。普通の一眼レフでは絞り込むと暗くなるのですが、EVFや液晶プレビューでは適正露出で表示されるので、なんら問題はありません。
これで絞ったままになります。途中で絞り値を変えることはできませんが、使う絞り値は決っているので、これも問題はありません。ちなみに今回はf11にしています。
能書きはこれくらいにしておいて、試写した画像を見てください。
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ウラゴマダラシジミ LED照明使用 |
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ウラゴマダラシジミ 自然光で撮影 |
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ミズイロオナガシジミ |
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ウラキンシジミ これは深度合成してトリミングしています |
EOS7Dでは倍率でイマイチだった前玉外しズームがエクステンションチューブ36mm併用でかなりいい仕事をしてくれます。これは予想以上のできです。
一つ忘れてはならないのは、ファインダーは必需品です。シビアなピント合わせは液晶画面では 拡大表示してもうまく合わせられません。
(このEVFがso expensiveで結局よけいな出費となってしまった)
ついでにこの機種で撮った他の画像をどうぞ
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ボディキャップレンズ15mmはそれなりに写る |
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キットレンズ14-42mmで 逆光には弱くてゴースト、フレアが出る |
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アダプターを介してトキナー10-17mmフィッシュアイズーム |
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キットレンズでアートフィルター「ジオラマ」これは面白い |
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今一度前玉外しズーム こんなのが簡単に撮影できる |
もう少し使い込まないと本当の真価は分からないが今年は撮影のバリエーションが増えそう。