たまに雲海を見たりする |
今年は雪の降る日が多い |
いつもの林がガスっぽかったりして |
こんな寒い休日に里山を歩いている人などそういませんが、良く行き会うのがN氏。
フユエダシャクを見つけるのが主な目的のようで、この日も新たなるメスを見つけられていた。
名前を聞いたがわすれてしまった♀ |
メスアカミドリシジミ越冬卵 |
実はより高倍率で高画質の写真を目指して夜な夜な新たなる新兵器を模索中なのでした。
フィールドでの越冬卵撮影は前玉外しズームで約2倍での撮影に落ち着いていたんですが、
自作LEDライトがことのほか気に入りまして、更なる高倍率での撮影に挑戦しはじめたのです。
前玉外しは最大でも4倍撮影が限界です。
90mm+40mmリバースのスタックレンズは5倍が限界。ただし、新たにレンズを組み合わせれば話は別ですが、何本ものレンズを新規購入するのは現実的ではありません。
ここで再登場するのがリバースレンズです。
ウルトロン40mmではエクステンションチューブを併用しても3倍程度までですが、
カラースコパー20mmだと4倍から9倍まで撮れます。
さらにトキナーATX107だと10mmの時に15倍まで撮れるのです。
ただ、ワーキングディスタンスはレンズ先端から2cm以内で有効な照明ができなくて、撮れなかった訳です。
今回自作LEDライトを改良して試作段階ですがなんとか見れる写真が撮れたので、とりあえずサワリだけ紹介します。
Ultron40mmR+Ext.T68mmで約3倍 ミズイロオナガシジミ |
ColorScoper20mm+Ext.T68mmで約7倍 クロミドリシジミ |
同じ設定で7倍 ミズイロオナガシジミ |
同じく7倍 アイノミドリシジミ |
大きさを比べると違いが明らかにわかります。
ちなみに最大倍率のATX107リバース+エクステンションチューブ68mmでは、
15倍撮影のクロミドリ ファインダーからこの大きさで見えるのは圧巻です。 |
大きく写せるのはいいのですが、まだ自作LEDライトは光量不足で改良の余地ありです。
現状で15倍撮影時はISO感度1600、f8、1/20という設定でノイズと手ブレ注意状態です。
現段階ではカラースコパー20mmリバース+エクステンションチューブ32mmで約5倍、
ISO感度400、f8、1/60という設定がベストです。
その画像はこちら。当然ノートリミングで画像処理なしです。
ColorScoper20mmR+Ext.T32mm ISO400,F8,1/60 倍率5倍 アカシジミ |
なんたってネイチャーフォトの試験場ですから。
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