適当にトリミングしてから縮小しています。クリックすると大きくなります。(たぶん)最近の写真はW=1500pxです。拡大表示するとぼやけます。

  

2013/11/24

晩秋の里山 マクロで散策 (11/23.24)

このところ忙しくて更新してませんでしたが、季節は進みもう晩秋です。
朝方は霜も降りて薄氷が張る事も
この二日間は雲のない晴天で昼間は暖かかった
越冬チョウのルリタテハがコナラの樹液に来ています
同じくキタテハも この時期でも樹液は出ているんでしょうか
スジグロクロスジフユエダシャクの交尾
よく行き会うN氏がしきりにとっていたのはフユエダシャク(蛾)でした。私も便乗して1カット。フユエダシャクの♀は翅が退化してないんですね。
スジグロクロスジフユエダシャクの♂ 私はこういう写真の方へ行ってしまいます。
チョウはめっきり少なくなってきましたが、フユエダシャクの♂はそこら中飛回って♀を探しています。 ※スジグロではなくクロスジでした。訂正します。

さて雑木林の中は下草も枯れて随分と歩きやすくなってきました。
そろそろ越冬卵を見つけるのに良い時期かな、と道を外れて探してみました。
ウラキンシジミ
今シーズンは結構発生していたウラキンシジミですが、卵もそれなりに発見。
来シーズンもかなり発生するかな。
ウラキンシジミ 今シーズンの抜け殻
ウラゴマダラシジミ 今シーズンは個体数が少なかった 卵も見つけるのに苦労
ハヤシミドリシジミ カシワにて
カシワにて ちょっと小振りで正体不明 ひょっとしてウラジロミドリ?
ミヤマカラスシジミ 安定して毎年見られますね。
クロミドリシジミ (かなり画像処理)
上の写真をさらに画像処理するとこんな感じ。 種の判別に使えるかと思ったがそうはいかない。
おまけ トンボの顔
フィールドで卵を撮るのは結構大変ですが3年目ともなると色んなテクを駆使してなんとかなってきた。
等倍以上の写真はいずれも90mm+40mm反転スタックレンズでf16〜f22にて撮影。ISOは400か800でこのときのシャッタースピードは1/10〜1/125ぐらい。これを手持ちで撮影。





2013/11/04

晩秋の三連休(11/2,3,4)

いよいよ秋も終わりに近づいてきましたね。
先週のモミジ林は真っ赤に染まり大炎上中です。
他の色を寄せ付けないほど真っ赤に染まる紅葉
サクラはもう終わり
今が一番にぎやかな時でしょう。葉が落ちると気分も寂しくなります。
落ち葉の中を歩いているとどうしても気になるのが落ちている雑木の枝。
クヌギの枝
   ↑こんな枝が辺りに沢山落ちているんですが、矢印に注目。
矢印部分の拡大 (90+40Rスタックレンズで撮影)
これはおそらくウラナミアカシジミの卵です。
去年の冬からのゼフィルスの卵探しの裏技です。
他にも
これもクヌギの枝の芽の付け根 
おそらくこれはクロミドリシジミの卵でしょう。
他にもクロミドリ1個、ミズイロオナガ1個をほどなくして発見。かなりの確率で見つける事ができます。いよいよ越冬卵の時期に突入です。

11月になってもまだまだ成虫は活動してます。
ウラナミシジミ 独特な毛むくじゃらの鱗粉。光の加減で良く青が光る。
ヤマトシジミ 身近なチョウですがこの青が好きです。
キチョウ(キタキチョウ) 季節外れのホトケノザが好物らしい
ウラギンシジミ 目の前にとまってポーズ。そしてどこかへ飛び去っていった。
普通にいるチョウばかりですが綺麗な個体もいてこの時期に見かけるとうれしくなってしまいます。
毎年最後まで見るのはモンキチョウです。
今日もまだまだ元気に飛回っています。
草むらを低空飛行で飛ぶ♀
一生懸命産卵中でした。 ◯にたった今産んだばかりの卵が写ってます。
これが卵。この小さな食草のいたるところに産んでありました。