適当にトリミングしてから縮小しています。クリックすると大きくなります。(たぶん)最近の写真はW=1500pxです。拡大表示するとぼやけます。

  

2011/10/31

10/30 落ち葉図鑑

家の廻りを散歩しながら色づいた落ち葉を拾ってきた。
マクロ撮影用のライトボックスの上に乗せて撮ると、まるで図鑑に載っているような葉っぱの写真になります。
ヤマボウシ

エノキ

イチョウ

コナラ

イロハカエデ

ヤマイモ?

サクラ
今回はウルトロン40mm+専用クローズアップレンズ(レンズに付属)で撮影。
このぐらいの大きさのものを撮るのにはちょうど良いレンズです。

いろいろやっていたら日が変わってしまった。

2011/10/28

10/28 鱗粉を撮る2

今日は改造マクロと同じくらいの倍率になる50mmコンパクトマクロで鱗粉撮影です。
ただし、普通に撮ると1/2倍なので、
EF-50mmF2.5コンパクトマクロ+ライフサイズコンバーター+テレプラス1.4X+エクステンションチューブ計44mmという構成で約2.3倍です。
改造マクロと比べて写りはどうでしょうか。 すべてISO100、絞りはf16としました。
昨日と同じヒメギフチョウ ノートリミングで縮小

上の写真を部分トリミング
改造マクロより解像度はかなり上です。 立体感も出ています。

カラスアゲハ♂の前翅性斑部分 黒く見える部分は鱗粉と言うよりもヒゲヒゲでした
ウスバシロチョウ 他のアゲハと鱗粉の形が随分違います。そしてまばらで、重なりがほとんどありません
オオムラサキの♂の青い部分は構造色といって鱗粉が青いのではなくて光の反射で青くなります。

今回は強引に倍率を上げての撮影でしたが、かなりきれいに撮れました。さすがにマクロレンズです。

これには無影撮影の技が一役買っています。
簡単な方法ですが超接近撮影では効果絶大です。(真ん中の遮光シート上に標本をセットします)

2011/10/27

10/27 改造マクロで鱗粉を撮ってみる

蝶の鱗粉を改造マクロで撮ってみたくなった。
幸いかつて中学時代にせっせと作った標本が押入の奥に眠っていた。
ヒメギフチョウ ノートリミングで縮小
標本のラベルを見たら昭和46年になっていた。なつかしい

例の改造マクロ+1.4Xテレプラス。
倍率を上げようとしてエクステンションチューブを付けると、ワーキングディスタンスがとれずに標本を破壊しそうなくらい近づいてしまうので、今回はこの組み合わせ。
翅の平面性が良くないのと、レンズ自体が周辺部にピントが合わないのとで、ピントの合う部分が限られています。
それと最小絞りはF32ですが、そこまで絞るとかえって解像度が悪くなります。

ピントの良い場所だけトリミング

他にも何枚か撮ってみました。適当にトリミングして縮小をかけています。

キアゲハ

クジャクチョウ 前翅

クジャクチョウ 後翅
思いつきで撮影した割にはまずまずの感じです。
次は腰を据えてもっとシャープにとってみたい。

2011/10/23

10/23 秋のチョウ

なにも予定のない休日の朝。
カーテンを開けて天気を確認し、さて今日はどこへ撮りに行こうか。

夏場だったらいろいろと撮りたい種類がいて迷うところですが、
秋も深まってチョウの姿も少なくなり、結局いつもの巡回パターンとなってしまうのでした。

アルプス公園から安曇野方面を臨む---秋深し
ウラナミシジミ

ウラナミシジミ

ウラナミシジミはいつもの年なら今頃でも沢山見られるのに今年は少ないですね。
まともなやつをやっと捉えました。



アカタテハ

ヒメアカタテハ

キタテハ
秋のタテハチョウ三兄弟です。

ルリタテハ

アカタテハ
秋にも樹液酒場が有るとは・・・初めてみました。



モンキチョウ

モンシロチョウ

モンキチョウ、モンシロチョウは一年の内で何回も世代を繰り返しますが、成虫では冬を越せません。
寒くなって体が動かなくなるまで姿を見せます。

2011/10/16

10/16 秋の夜長にHDR

風は強かったですが、快晴の暖かい(暑い)日でありました。
近所を散歩しながら色づいた木々を撮りましたがなかなかいい色が出ません。
こんな時はHDR機能のあるパソコンソフトで画像をいじって遊んでみます。
紅葉真っ盛りですがオートで撮るとこんな感じになってしまいます。
逆光で撮ると光が透ける所は色が出ますが、影になってしまうと黒くつぶれてしまいます。
こんな時はHDR画像を作ってみましょう。

元画像を露出オーバーにして別に保存

同じように露出アンダーも作って保存
たいていのHDRソフトは同サイズのアンダー、適正、オーバーの3枚の写真からHDR画像を作るので、オートブラッケット撮影で3枚あればよいのですが、無い場合は上記のように自分で作ってしまいます。 これをソフトに読み込ませると下のような感じになります。
3枚の写真からHDR画像 
黒くつぶれたところが浮き上がり、色も出てきました。ソフトで調整して好みの雰囲気にします。
これはこれで良いんですが、トイカメラで撮ったような感じに仕上げてみました。
ここまでやると写真ではなくてCGですね
ミニチュアの世界のようにもなります。
長峰山からの風景

アルプス公園にて
最近のデジカメには最初からこんな機能が付いているものも有るようです。
普通に撮った写真はパソコンに取り込んだ後にいろいろと加工出来ます。
夜も長くなってきました。撮り貯めた写真で遊ぶのもまた楽しいもんです。

2011/10/14

10/14 ゲンノショウコ

街中の街路樹も紅葉が始まりましたが
里山の草でも紅葉するのが、このゲンノショウコです。
薬草としても有名ですが、マクロ写真を撮るにはうってつけです。

めしべがピンク、おしべは、配色が妙です。 ULTRON 40mm  f4 1/350

「がく」は鮮やかな赤色になります。 ULTRON 40mm  f5.6 1/125

種が熟すと反り返ってこんな感じに。 ULTRON 40mm f4 1/250
実にフォトジェニックな花であります。
今回はULTRON 40mm+エクステンションチューブ で撮ってみました。

ちなみにAPO-LANTHAR 90mmだとちょっとカリカリになります。
APO-LANTHAR 90mm f4 1/180




2011/10/12

10/12 秋の空にスジボソヤマキチョウ

初夏に羽化したスジボソヤマキチョウ
夏は姿を見せずに秋に再び登場
越冬前にひと仕事です。
(註:高原では夏でも活動してます。)

2011/10/11

10/11 落ちていく紅葉

桜は紅葉が始まり、葉は風に吹かれて落ちていきます。

V

なんちゃって

V
実は

こうなってました。





2011/10/09

10/8 スーパーマクロ:改造ズーム+1.4Xテレプラス

改造ズームマクロに1.4倍テレプラスを付けてみました。
まずは1ミリ目盛を撮って倍率の確認です。
ワーキングディスタンスはご覧の通りです。
こんな感じでメモリを印刷したものを撮影します。光源はライトボックスを使用。(接写リングを付けてます)

① 改造ズーム広角端+1.4Xテレプラス
② 改造ズーム望遠端+1.4Xテレプラス

③ 改造ズーム広角端+1.4Xテレプラス+接写リング44mm
④ 改造ズーム望遠端+1.4Xテレプラス+接写リング44mm
撮影した目盛りを読むと、EOS7Dの撮像素子の横幅22.3ミリに対して

① 21.5mm(ほぼ等倍プラス)
② 11.5mm(ほぼ2倍)
③ 10.0mm(約2.3倍)
④  6.5mm (約3.4倍)

となり、いよいよ本物のスーパーマクロになってきました。
ちなみに望遠端では焦点距離98mmと表示されます。


 それでは撮影サンプルを。
以前紹介したノコギリクワガタの標本 1/30 f27
庭のキクの花 1/90 f8
庭にいたハムシ 1/45 f16 98mm 

同じくハムシ 1/30 f16 98mm
ノートリミング縮小です。
野外撮影では自然光のみですが、屋内では補助光が必須です。
スーパーマクロが面白くなってきました。